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ヒートショックプロテイン入浴法
今年は例年にも増してインフルエンザが猛威を振るっていますね。1月半に1医療機関あたり2,30人だったのが、
その1週間後には5,06人と2倍以上にも増えていると発表がありました。
しかも、九州や関東を中心に子供だけでなく、20代や30代の成人層が急増しているようです。
忙しい毎日ですが、このインフルエンザ、そして風邪にはなりたくないですよね。
このインフルエンザと風邪は似ているようですが、実はかなり違いがあります。
●風邪とインフルエンザの違い
◆風邪
原因 ⇒ ウイルスや細菌など
症状 ⇒ クシャミ、鼻水、咳やノドの痛み。発熱はあってもそれほどひどくない
感染経路 ⇒ 感染者との接触した手・体による直接(間接)接触や
クシャミや咳などの飛沫感染でうつる
感染力 ⇒ それほど強くない
◆インフルエンザ
原因 ⇒ インフルエンザウイルス
症状 ⇒ ノドの痛みや咳など風邪と同じような症状にあわせて、
38度以上の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛
感染経路 ⇒ ほとんどが飛沫感染。
感染者のクシャミや咳で飛んだウイルスが空気中に漂いそれを吸い込むことでうつる
感染力 ⇒ 非常に強い
●予防や対策
風邪とインフルエンザは原因や症状、感染経路に違いがあるので、予防や対策も異なります。
風邪の予防は、子供の頃から親に良く言われていた、
出掛けて帰ってきたときの「手洗い」、「うがい」が効果的です。
しかし、インフルエンザはそのウイルスの感染力が強いため、
予防接種以外では感染を防ぐことが難しいとされています。
ただ、予防接種が効くとは限りませんが、感染しても重症化を防ぐことはできます。
冬の寒さと乾燥はウイルスを活発にさせ、さらに人の鼻やノドなどの粘膜の抵抗力を弱めるため、
ウイルスが入り込みやすく感染しやすくなるのです。
なるだけ部屋を温かくして、加湿器などで湿度を保つことが大切になります。
先ほどの「うがい」は、ノドの粘膜を潤し、清潔にすることによって、抵抗力を保つ効果があります。
マスクは風邪やインフルエンザのウイルスを通してしまうため、予防としての効果は期待できませんが、
乾燥や冷気から鼻やノドの粘膜を守るのには役立ちます。
また、人にうつさないためにマスクをすることは大切なマナーと言えます。
●ウイルスに負けない
よく風邪を引く人と滅多に引かない人が居ます。
また、同じように同じ場所に居たのに、風邪やインフルエンザに罹る人と罹らない人が居ますが、
この違いは免疫力の違いが考えられます。
話が変わりますが、地球は温暖化で暖かくなっていますが、
人の体は非常に体温が低くなってきています。
低体温というのは免疫力が低下するため、
インフルエンザウイルスやノロウイルス、風邪にもなりやすいのです。
体重は気にするけど、体温は気にしない人が多いと思いますが、
体重と同じくらい体温を気にすることが重要になります。
最近、注目されているものにヒートショックプロテインがあります。
ヒートショックプロテインとは体温が上がったとき、
その熱から身体を守ろうとして作られる特殊なタンパク質のことです。
このタンパク質が熱からだけでなく、身体に対するあらゆるストレスにも対応して、
傷ついた細胞を修復してくれる働きを持っています。
では、そのヒートショックプロテインを増やすにはどうすれば良いのか。
安全、簡単、効果的に増やすには入浴が良いんですが、
ただお風呂に入るという訳ではありません。
◆ヒートショックプロテイン入浴法
42℃で10分の入浴がベストです。
「熱くて無理!」と言う方は、41℃なら15分、
40℃であれば20分の入浴で同じ効果があります。
さらに身体の深部から温める必要があるので、入浴後は保温が大切で、
暖かい部屋で布団・サウナスーツなどで15~20分保温すると効果的です。
この時、非常に汗が出るので、水分補給もしてください。
他にはサウナや岩盤浴、ゲルマニウム温浴なども効果的とされています。
このヒートショックプロテインの増加のピークは入浴後2日後になります。
月曜日に元気いっぱいで仕事に向かいたい場合は、土曜日に行うと良いです。
ヒートショックプロテインは乳酸の生成を抑え、
疲れにくくなり運動能力がアップするだけでなく、
筋肉痛が少なくなるなどの効果もあります。
また、このヒートショックプロテインが増えることによって、代謝が活発になり、
脂肪が燃焼することから、ダイエットにも効果があると言えます。
この入浴法は、毎日行うよりも週2日がベストです。
是非、免疫力をアップして、ウイルスに負けない身体作りをして下さい。
2011-02-19